エリアで選ぶ車のプロローグ
スバルの作っているレガシィという車に乗って、もうかれこれ9年になる。もちろん、一台の車を乗り続けているわけではないのだが、3台の歴代の車に乗ってみて、つくづく思っているのは、やはり水平対向エンジンはとてもすばらしいということである。水平対向エンジンというのは、今ではスバルとポルシェしか世界中でつくっていないという、ちょっと珍しいエンジンなのだ。ピストンリングが、左右から水平に、まるでボクシングをするように動いていることから、ボクサーエンジンという呼び名もある。特徴は、重心を低く作れるということだ。これは、車としての旋回性能に大きく寄与するものだ。要するに、重心が低いから、エンジンの重さに振り回されることなくターンしていけるということなのだ。これは、一度運転してみるとすぐに感じ取ることができる特徴だ。もうひとつ、衝突時にエンジンが足の上に落ちてくるということがない。低い位置にあるので、足の下にもぐってくれるから、大きな損傷をこうむることが少ないのだ。そんなレガシィという車はすばらしいと思っている。